第19回写真コンテスト入賞作品
NOSAIでは、「写真コンテスト」を毎年実施しております。このコンテストは、農家の日常の暮らしや、農村・地域の様子をテーマにした作品を募集し、応募作品を紹介することで、広く一般の方々に農業のすばらしさを知ってもらおうというものです。
おかげをもちまして今回で19回目を迎え、皆様の御協力に感謝申し上げます。平成24年12月12日に審査会を行い、厳正に審査した結果、121名273点の応募作品の中から、入選作品が決まりましたので紹介します。
| 最優秀賞 「実りの秋」 森屋 正二さん (総社市) 撮影場所 総社市国分寺 |
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金 賞 「麦秋の後で」 林 隆義さん (都窪郡早島町) 撮影場所 岡山市南区七区 |
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銀 賞 「暮れる頃」 芝 次昇さん (岡山市北区桑田町) 撮影場所 総社市上林 |
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銅 賞 「帰り道」 小山 憲雄さん (浅口市鴨方町) 撮影場所 浅口市金光町 |
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佳 作 「月光下の刈取り」 山崎 幸雄さん (岡山市南区藤田) 撮影場所 岡山市南区藤田 |
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佳 作 「おーい 手伝ってくれ」 片山 圭右さん (井原市西江原町) 撮影場所 井原市野上町 |
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佳 作 「おじいちゃん、頑張って!!」 北川 隆司さん (総社市) 撮影場所 総社市 |
| 佳 作 「夕映の中で」 掘 紘治さん (岡山市南区福田) 撮影場所 岡山市南区藤田 |
| 総評 | 総評 望遠から広角、魚眼レンズまで画角を変えて風景を切り取ることに写真の醍醐味があります。画角による効果を生かすには主題をどう見ているか?どう表現するかでレンズの焦点距離が決まります。 カメラは高画素化が進み、より鮮明に撮れるようになりましたが、逆にカメラブレが目立つようになりました。自動焦点でピント合わせが簡単にできるものの、意図したところにピントを合わせるにはカメラワークが必要です。作品のレベルが向上しているのでカメラワークが良くなれば、もっと良くなると感じる作品が沢山あり、審査も年々難しくなってきています。 写真を見るのは代理体験で、作者がその場所に立ち感じた瞬間を共感できる写真を選ばせていただきました。 |
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| 最優秀賞 | 「実りの秋」 |
朝露の付いた稲穂がストレートに表現されています。ピントが浅いので背景はボケていますが、五重塔を感じさせ場所が説明されています。実りの秋を日の出前の風景で表現した作品です。 |
| 金 賞 | 「麦秋の後で」 |
麦畑の野焼き風景は表現が難しいのですが、炎のかげろうで農夫と背景が絵画のような表現になっています。順光で撮られていますので炎の暑さが強調されています。 |
| 銀 賞 | 「暮れる頃」 |
畑の夕暮れを太陽とバランスよく撮られた作品です。背景をよく見ると国分寺付近であることがわかります。吉備路の代表である五重塔以外でも絵になる場所があるものだと感じた写真です。 |
| 銅 賞 | 「授粉」 |
桃の花が咲誇る山里での受粉風景、やわらかい光が花と人物をきれいに表現しています。人物にピントがくればもっと良くなったと感じます。 |
| 佳 作 | 「月光下の刈取り」 |
露出の難しい条件ですが、遅くまで農作業されている風景が撮影されています。暗いのでデジタルカメラ特有のノイズが出ていますが、低減できるソフトを使ってレタッチすればもっと良くなったでしょう。 |
| 佳 作 | 「おーい 手伝ってくれ」 |
思わず笑ってしまう、ほほえましい写真です。低いカメラ位置が猫を強調していますが、猫の表情が見えるともっと良くなったと感じました。 |
| 佳 作 | 「おじいちゃん、頑張って!!」 | 収穫風景を広角レンズで撮られています。稲穂の線が五重塔に収束する見事なフレーミングでセンスの良さが光ります。 |
| 佳 作 | 「夕映の中で」 |
田植えの風景は水面に映りこむもので写真の印象が変わります。苗の色と鮮やかな夕日の金色が実りの秋を予感させています。 |
◎応募いただいた全作品を、岡山県農業共済会館(岡山市北区桑田町1-30)1階ホールに展示しています。
(平成25年2月1日から平成25年2月28日まで。土・日・祝日は除く)