第20回写真コンテスト入賞作品
NOSAIでは、「写真コンテスト」を毎年実施しております。このコンテストは、農家の日常の暮らしや、農村・地域の様子をテーマにした作品を募集し、応募作品を紹介することで、広く一般の方々に農業のすばらしさを知ってもらおうというものです。
おかげをもちまして今回で20回目を迎え、皆様の御協力に感謝申し上げます。平成25年12月13日に審査会を行い、厳正に審査した結果、115名304点の応募作品の中から、入選作品が決まりましたので紹介します。
| 特別グランプリ賞 「三角帽子に守られて」 河口 毅さん (岡山市) 撮影場所 新見市草間 |
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最優秀賞 「農作業を終え」 馬場 琢さん (倉敷市) 撮影場所 総社市国分寺 |
| 金 賞 「実りの秋」 西島 和子さん (浅口市) 撮影場所 井原市県主 |
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| 銀 賞 「収穫の日」 中田 康之さん (岡山市) 撮影場所 久米郡久米南町 |
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銅 賞 「刈り入れ作業」 田丸 ヨネミさん (小田郡) 撮影場所 久米郡美咲町 |
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佳 作 「我家の色白美人たち」 新川 洋子さん (倉敷市) 撮影場所 総社市清音 |
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佳 作 「御披露目」 能一 昇さん (岡山市) 撮影場所 加賀郡吉備中央町 |
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佳 作 「出るかな」 谷岡 隆志さん (真庭市) 撮影場所 真庭市蒜山 |
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佳 作 「渡り拍子鋤崎八幡神社秋祭」 渡辺 義弘さん (岡山市) 撮影場所 高梁市備中町 |
| 総評 | 総評 写真はその場に立ち会わなければ撮ることはできませんが、シャッターを切る前に自然光の位置関係を考え、ある部分は省略し、ある部分は強調する。光で描く光画ともいわれます。 皆さんが感じた瞬間を、審査を通して共有させていただき、20回記念特別グランプリ賞は審査員全員による決選投票で決まりました。 |
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| 特別 グランプリ賞 |
「三角帽子に守られて」 |
月明かりに照らされたタバコ畑が心象風景のように表現されています。月光写真独特の青い色調が夜のとばりを強調し、すばらしい写真に仕上がっています。 |
| 最優秀賞 | 「農作業を終え」 |
国分寺はよく撮られる被写体ですが、日没直前に農機具を積んだトラックの側面だけ見える。それぞれの位置関係が絶妙です。 |
| 金 賞 | 「実りの秋」 |
かかしの写真は多くみられましたが、ドキュメント風に撮られているこの写真を選びました。主題を見せるためストロボを使っていますが、果実の赤が強調され、青空と虫かごとのコントラストがいいと思います。 |
| 銀 賞 | 「収穫の日」 |
超広角の魚眼レンズのようですが、被写体にぐっと近づき地面すれすれのローアングルから撮られ、レンズの特性をうまく生かしています。 |
| 銅 賞 | 「刈り入れ作業」 |
シンプルな写真ですが、倒れた稲をみていてもコンバインに目が行くようにフレーミングされています。稲が倒れて大変な状況ですが、実りの黄色がおだやかな感じにさせる不思議な写真です。 |
| 佳 作 | 「我家の色白美人たち」 |
収穫した玉ねぎを前に、ご夫婦のカメラに向かっての笑顔がいいですね。ローアングルで被写体にぐっと近づいたフレーミングが単なる記念写真ではなくなっています。 |
| 佳 作 | 「御披露目」 |
魚眼レンズは画角が広く湾曲するのでフレーミングが難しいのですが、主題の影を大きく入れて表現されています。 |
| 佳 作 | 「出るかな」 | 乳搾りを体験している興味津々の笑顔がいいですね。ほほえましい光景を的確なシャッターチャンスで撮られています。 |
| 佳 作 | 「渡り拍子 鋤崎八幡神社秋祭」 |
背景は林でしょうか。黒く落ちて主題が強調され、太鼓を中心にしてシンメトリーに撮られた絵作りが成功しています。 |
◎応募いただいた全作品を、岡山県農業共済会館(岡山市北区桑田町1-30)1階ホールに展示しています。
(平成26年2月3日から平成26年2月28日まで。土・日・祝日は除く)