お問い合わせ
アクセス
サイトマップ
文字サイズ

農業共済新聞

  1. ホーム
  2. 農業共済新聞
  3. サトイモ収穫シーズン到来

サトイモ収穫シーズン到来

良質土壌で育成/品質に自信

(平成28年10月4週号 短信)


201610_4 奈義町では10月から11月にかけてサトイモの収穫シーズンを迎える。
 柔らかく耕しやすい地元の黒ボコ、また養分を多量に含む良質な腐植土で育つサトイモは、粘り気が強くておいしいと評判だ。
 地元の高円営農組合は、組合員81人と1法人で構成する農事組合法人で、地域の特産品であるサトイモを59・6㌃作付け、昨年は1・2㌧を主にJAに出荷した。
 通常、食用として市場に並ぶサトイモは先端部分の子芋で、中心の親芋は食用に適さないため廃棄される場合が多いという。
 この親芋を有効活用しようと、同町では里芋焼酎「奈義の玉露」の商品開発や奈義女性の会によるサトイモ(親芋)のお好み焼き作りなど、さまざまな取り組みがなされている。
 岡親佐組合長(69)は、「地元のサトイモは好評なので、特産物として特に力を入れている。味はどこにも負けないくらいおいしい」と話す。